最近聴いたprogressive house的な
この記事はProgressiveHouse同好会による好きな曲紹介など Advent Calendar 2020の20日目の記事です。
おわび
記事の公開が遅れました。申し訳ありません。
はじめに
こんにちは。whitepulseです。たまにprogressive houseを作ります。本当はそのノウハウでも共有したいですが時間がないので最近聴いて気に入った曲の共有にとどめます。。🙇♂️
プレイリストへのリンク
おまけ
最近作ったやつです。
ホームドアについて語るオタク
この記事は東京大学航空宇宙工学科/専攻 Advent Calendar 2020の13日目の記事です。
はじめに
こんにちは。修士2年の田舎の学生です。研究をサボっているためアカデミックな話ができないです。航空宇宙アドベントカレンダーということで、航空業界と同じようにダメージを受けた鉄道業界について書きます。
ホームドア
突然ですが皆様はホームドアに注目したことはあるでしょうか?ホンゴー大学に通っている方なら東大前駅や本郷三丁目駅で目にすることができるアレです。今回はホームドアについて少しお話しします。
ホームドア設置の目的
列車と人との接触事故の抑制です。これまでに設置してきた路線は明らかに人身事故が減る傾向にあり、世論も設置を後押ししていることからこれからも設置され続けるでしょう。
ホームドア概説
ホームドアにも色々あります。いくつか取り上げます。
フルスクリーン型
画像1のようなタイプを指します。日本ではホームドア導入初期の路線(東京メトロ南北線など)で導入されたものの、コストがかかりすぎるので以降は後述のハーフハイト型に取って代わられました。
ハーフハイト型
画像2のようなタイプを指します。国内では最も普及している形で、人の腰くらいの高さまでをカバーします。いわゆる可動式ホーム柵です。フルスクリーン型より安全性に劣るが安価です。
昇降型
画像3のようなタイプを指します。首都圏ではほぼ見られない、ロープを上下させることで動作するホームドアです。車両の扉の位置に左右されないというメリットがある反面、他のタイプより安全性に劣ること、ロープがたわむことによるホーム線路側からのオフセット量の増大などトレードオフもあります。
ホームドア設置の障壁
ホームが補強無しには構造的に弱くホームドアの重量を支えきれない、途方もなく金がかかるなどホームドアの設置には様々な障壁があります。その中でも特に大きいのはやはり車両のドア数による問題でしょう。例えば4つドアの車両と3つドアの車両が同じホームに発着する場合、ドアの位置が異なるため特定の位置のみ開閉する通常のホームドアは設置できないのです。これが後述する地域差に繋がってきます。
地域別ホームドア
ホームドアの普及率やメジャーなタイプの違いなどには実は地域差があります。
首都圏
ほとんどがハーフハイト型です。これは首都圏の車両がほぼ4ドアで統一されているためです。また、ホームドアの普及率はぶっちぎりで高いです。例えば、東京メトロ南北線や副都心線などは全駅に設置されており、それによって安全性が担保されることからほぼ全列車が自動運転です(運転手はドアの開閉と出発合図のみを行う、所謂都市型ワンマン運転です)。他の地方ではこれはありえません。
関西圏
首都圏に比べると昇降型が目立ちます。これは、関西圏では車両の規格があまり統一されていないためです。例えば、JR神戸線などでは同じホームに快速と普通が発着しますが前者は近郊形車両であり3ドア、後者は通勤型車両であり4ドアです。これらに対応する必要があるため、比較的ドア位置の制約の小さい昇降型が増えることとなりました。また、普及率はあまり芳しくないです。昇降型が登場してまだ年月が浅いのでこれはしょうがないですが。
その他の地域
中京圏を除きほぼほぼ設置されてないです。なぜならば人があまりいないから。。。。。
ホームドアを設置するための工夫
ドア数の違いという困難を超えてホームドアを設置した路線はいくつか存在します。
東急田園都市線など、いくつかの首都圏の路線
かつては客を大量に詰め込むため6ドアの車両を連結していましたが、ホームドア設置のため6ドアの中間車を4ドアのもので置き換えました。
JR大阪環状線
「環状線の遠心力」という言葉でも知られるよう、大阪環状線を一周した後郊外へと直通する快速と環状線内のみで完結する普通が同じ線路を共用しており、かつては前者が近郊形車両であり3ドア、後者が通勤型車両であり4ドアでした。ここで、後者が古くなってきたので新型車両で置き換えることになりましたが、なんと3ドアの通勤型車両での置き換えが実施されました。ドア数の減少による乗降時間の増加よりホームドア設置のメリットの方が大きかったということでしょう。最近置き換えが完了し、ハーフハイト型のホームドアが設置され始めています。ゆくゆくは東京メトロ南北線のような自動運転を目指すようです。
まとめ
普段何気なく利用する駅にあるホームドアでも、注目すると案外おもろいですよ。
UKHardcoreを作るだけの記事
この記事は東京大学航空宇宙工学科/専攻 Advent Calendar 2019の12/21(土)の記事です。
はじめに
こんにちは。修士1年の田舎の学生です。私は研究をサボっておりアカデミックな話が全くできないため航空宇宙と関係ない記事を寄稿することになりました。かなしい。例年通りまた曲を作っていきます。
この記事のゴール
- UKHardocreとはなんぞやみたいなのがわかる。
- UKHardcoreがどんな音で作られているかがわかる。
- UKHardocreに属す曲の共通点やベタな展開がわかる。
導入
UKHardcoreとは
以下をみたす曲の総称みたいなものです。
- bpmが早い(180前後)
- 4つ打ちである(1小節に4回キックが配置されている)
- うるさい
正直これだけじゃよくわかりませんが、これはUKHardcoreがかなり幅広い楽曲をさすジャンルであるゆえだと言えます。また、それゆえサブジャンルがたくさんあります。例えば「ピアノが使われていてメロディがなんかエモい」とかが追加されるとJCoreって称されたりします。
具体例をいくつか
なんとなくジャンルのイメージを掴めそうな例を挙げます。
Dave Castellano - Turn Back Time
ベタなUKHardcore。単純なメロディの過剰なリフレインと裏打ちのドンクベースが子気味良い。こういうシンプルイズベストな曲は良いですね。
Puru - Shadowgale (N-Driver's Hardcore Remix)
さっきと打って変わってごちゃごちゃした曲です。ドロップ(一番盛り上がるところ)がベースドロップなのが特徴的。ちなみに、このような曲をDubCoreというサブジャンルとして扱うことがあります。
今回扱う楽曲
自作曲です!!!!!聴いてくれ〜
whitepulse - 廻[U+5EFB]
ミニマルな、短いパターンを繰り返すUKHardcoreです。曲全体の構成やドロップ(一番盛り上がるとこ)の作り方というか音の重ね方を紐解いていきます〜
本題
曲の構成
UKHardcoreに限らず、ダンスミュージックは以下の展開でほぼ固定です。
イントロ→ビルドアップ→ドロップ→ブレイク→ビルドアップ→ドロップ→アウトロ
今回解説で使う曲もこの展開です。各パートの役割や特徴はこんな感じです。
パート | 長さの目安 | 役割 |
---|---|---|
イントロ | 16小節程度 | シンプルなパート。DJプレイで曲間をつなぐのりしろ。 |
ビルドアップ | 8-16小節程度 |
ドロップ(盛り上がるパート)へ向け場を温めるためのパート。 |
ドロップ | 16-32小節程度 |
最も盛り上がるパート。リードもベースもめちゃくちゃうるさい。多くの曲でドロップは2回あり、そのためビルドアップも2回ある。 |
ブレイク | 16-32小節程度 |
ドラムやベースが抜かれた静かなパート。再びビルドアップに繋がる息抜きパートとしての役割のほかDJプレイで曲間をつなぐのりしろにもなる。 |
アウトロ | 16-32小節程度 |
リードが抜かれた、ドラムとベースだけのシンプルなパート。DJプレイで曲間をつなぐのりしろ。 |
ドロップの構成
UKHardcoreのドロップは主に以下の要素で構成されています。結構シンプルです。
音 | 役割 |
---|---|
キック | 曲のリズムを作る。アタックが強くリリースの短い所謂「硬い」ものが採用されがち。 |
ベース | キックと並んで曲の低音を出す。ダンスミュージックなので超重要。 |
リード | メロディ担当。しかし割と主役じゃない。かなしい。 |
パッド | 上記だけじゃ曲がスッカスカなので空間を埋めるために鳴らす。 |
足回り
まずはこのジャンルのキモである足回りから作っていきます。足回りを固めてからメロディとかを考え始めると綺麗に曲がまとまるかな〜っていう印象です。
表拍に鳴るキックが全体のグルーブ感を作っています。
さらに裏打ち(裏拍に鳴る)ベースを足していきます。コード進行は
VImin7→Imaj7→IVmaj7→V7
の繰り返しです。適当です。
リード
次にメロディを刻むリードを追加していきます。今回は「短いメロディをリフレインしてえ〜」っていうコンセプトがあったので1小節を繰り返すことにしました。
キックを目立たせるためにキックが鳴るタイミングで部分的に音量を下げています。ベースと同時に鳴らすととこんな感じです。
いい感じです!
パッドやバッキング
以上で曲の体は成すのですがまだまだスッカスカなのでそれを埋めるべくコードを鳴らす音を追加していきます。「UKHardcoreといえばピアノバッキングだろ〜」っていう短絡的思考によりまずはこれを追加します。
これもキックのために部分的に音量を下げています。リズムを刻まない音も追加します。
リードとベースと同時に鳴らすとこんな感じです。
めっちゃいい感じです!
ドロップ(4小節だけ)完成!
これまで作った音を全部同時に鳴らしてドロップが完成です!
スーパーめっちゃいい感じです!今回はドロップを48小節にしたのでこの後リードのレイヤーを変えたりフィルアウトを追加するなどして間延びしないよう工夫した編集を行いました(ここでは割愛)。
まとめ
4つ打ちで速ければUKHardcoreなんだよ!!!(暴言)
おまけ
宣伝
自身初のミニアルバムをデジタルリリースしています。買ってくれ〜(ダイマ
作曲を始めよう
ピアノ主体のオシャレドラムンベースのサウンドメイク
この記事は東京大学航空宇宙工学科/専攻 Advent Calendar 2018の12/15の記事です。
はじめに
どうも初めまして。田舎の学生です。意外と大学生です。さて、学科の先輩がなんだか面白そうな企画を立ててくださったので参加してみました。他の方と同じように専門的な知識について書いてもよかったのですがせっかくなので(航空宇宙工学科で今のところ多分)私にしか書けない内容を選びました。自作曲を1曲取り上げてそのサウンドメイクについて語っちゃいます (黒歴史)!! 書いといてアレだけどこの内容で大丈夫なんだろうか...
序論
今回取り上げる曲
最近製作した曲から1曲選びました。
はい。かっこいいですね。サビの後のノイズとかエモいと思った(自画自賛)。一般的なドラムンベースっぽくないけど。これはドラムンベースのサブジャンルであるアートコアにかなり寄っています。
最近って言っておきながらもう3ヶ月も前か...最近いい曲できねえな(遠い目)
そもそもドラムンベースとは?
いきなりドラムンベースなんて言われても謎なのでまずはそこから。
ドラムンベース(英: Drum and bass)は、電子音楽のジャンルの内の1つ。BPMが160以上であり、高速で複雑なシンコペーションを用いたブレイクビーツサウンドにキックとベースを強調した重低音が特徴[1][2]。通常はサンプリングやシンセサイザーを用いて制作される。略称としてDnB、D&B、D'n'Bなどがあり、別表記はDrum 'n' Bass、Drum & Bassなど。
wikipediaより引用
なるほど...さっぱりわからん
とりあえず何曲か聴いてみて感覚として掴むのがいいと思います。今回取り上げた曲がそこそこの外れ値であることがわかってしまうかも...
歌物ドラムンベースですね。こういうシンプルな曲調のものはメロディーがかっこよくないと全てが台無しになってしまいますね。
前半はハードコアっぽい4つ打ちなんですよね。てかRob Gasser曲作るの上手過ぎるだろ...
これは私の曲ですね。なかなかプロが踏み越えている壁を越えることができない感じですかね...たまにドラムがゆっくりになるのがいいアクセントです。
アニリミ作ってみました。フリーダウンロードやで(宣伝)。すごいベタなドラムンベースです。
どの曲もドラムが特徴的ですね。
本題
ピアノを作るぜ
じゃあ早速作っていきましょう。ピアノが弾けないので適当ですが...
この曲はA#メジャーキーで書いてます。コード進行弱者なので最後の方ベースを滑らかにしている(Ⅱm7 -> Ⅰmaj7/Ⅲ -> Ⅳmaj7)以外は月並みですね。左手でパワーコード鳴らしながら右手でメロディ書くといい感じになるらしい() サステインペダルもちゃんと踏んでそれっぽくするぞ!発声タイミングをずらすとやばいピークが立たなくていい感じです。仕上げにトラックにNeutron(音をいい感じにしてくれる神エフェクト)とステレオイメージャーを刺して、リバーブとディレイをば...
ストリングスを入れるぜ
ストリングスも入れていきます。
ゆっくりメロディーを刻んでやったぜ。cc11(Expression)は音量に関するパラメータですがいじるとそれっぽくなります。多分...
あとはチェロとビオラのスタッカートで適当にベースを刻んでます。後はイコライザーで低音を削ったらいい感じになるんじゃないかな... wavesのQ10はめっちゃカットされるので使ってて気持ちがいいですね。
ドラムとかベースを入れるか〜
ドラムとかベース入れるとそれっぽくなります。
この画像のVDUB2 kick 008とか VDUB2 snare 013とかがドラムなんですが、他の波形と重ならないように短く切ってます。重なると音が濁るしやばいピークが立つし悲しい気持ちになります。ベースは真ん中の紫色のやつです。見るからに適当... なんかスカスカな気がしたのでパッドも入れました。ベースは300Hzくらいから上は2から3dBくらいカットしてるけどこれであってるんですかね...
マスタリングするぜ
あとはできた曲を書き出しておしまい...ではなくて後処理します。そのままじゃ音量が小さすぎるので、波形をある程度潰して密にします。でもOzone様に「いい音にしてくださいっ」ってお願いしたらいい感じになります。あとInvisible Limitterはやばい。これだけは真実を伝えたかった。リファレンス音源と聞き比べながらなんとかいい感じにしたい...
この処理前の音源を2mixっていうんですが0dBを超えてたら音割れポッターになります。昔サークルのコンピのマスタリングしてたけど結構みんな超えててわろた思い出。
こうなるとマスタリングの段階じゃどうにもならないので土下座して再提出してもらいます...
完成!
曲できたーーーー!!!!!
本研究のまとめ
音源にお金をかけるといい音が出ます。誰か私にDTMを教えてください(土下座)。
おまけ(使用機材)
PC: MacBook Pro (15-inch, 2017)
Digital Audio Workstation: Cubase pro 9.5
音源: Serum, Hollywood Strings, Grandeur, Dubstep Essential vol.2とか
エフェクト: Trash2, Valhara Vintage Verb, H-Delay, Invisible Limitter, Ozone7とか
ノートパソコンでも全然できる。
おまけのおまけ
ロケットエンジン構造及び設計が不可なのに卒業設計はロケットエンジンになりました。無理では...
例年はレシプロエンジンが不人気なのに...
よいこのみんなは設計提案書は真面目に書こうね!
がんばるぞい(白目)